君が心配だ、ガストン。

webデザインを学んでいる理系美大生。

デザインラウンジトップデザインセミナー第七回レビュー

行ってきました。デザインラウンジ。講師は東京大学i.schoolディレクターの田村大さん。他にもいろいろしてる人です。いろいろ聞いて来ました。最後にちょっと寝ました。後で直々に謝りました。手羽さんにも怒られました……。

でもね、なんかすっっごいいいアイデアを夢で見たんですよ。見た気がするんですよ。気がするんだけど全然思い出せないのでやっぱりただ失礼だっただけっていうね。一番前の席で爆睡してすみませんでした……

 

でも内容はちょくちょく「ほおお」って思う内容でした。特に面白かったのは「新しい行動、習慣、価値観に不可逆の変化をもたらすもの=イノベーション」って話ね。今日はこの話して終りね。

 

田村さんは自身のやりたい「デザイン」を「イノベーション」と言い換えていました。まあそうも言える気がするなーとなんとなく納得。

「アイデア」→「新しい習慣」じゃなくて

「新しい習慣」→「アイデア」のプロセスで考えようよ!!ってことも言ってました。僕の脳内変換ではこれは、

「おもしろアイデア出して、そのアイデアに価値をつけるためにはどんな活用方法があるか考えればよい!!そうすりゃ売れる!!ウヒヒヒヒ!!」じゃなくて、

「俺たちの暮らしをこんな風に変えたい!!こうあるべきだ!!そのためには何をどうすればいいだろう!!こうだ!!どや!!」のプロセスで考えようよ!!ってことなんじゃないかなと。

 

これはとても大事なことだと思う。でもこれって僕の中では結構前からすごく当たり前のことで、衝撃はなかった。なんせ、アイデアに存在価値をあとづけすることの虚しさについては課題発見(授業名)の時に散々味わっているので(笑)

本当に意味のある価値のあるもの、ことを作ろうと思ったら並大抵のアイデアじゃだめで、大抵のグッドアイデアは出きっているんだよね。当然ながら。

 

「僕デザイナー!アイデア出すよ!今までこういうのなかったよね!だから作ったよ!実用的ではないかもしれないけど今までこういうのなかったし、アイデアとしては面白いから買ってよ! 」なんて言っても誰も買わない。本当に必要な価値のあるものを作れないデザイナーは必要とされない。でも必要なものなんてことごとく既に誰かに作られている。だからデザイナーはやることがない。だから頭をひねらないといけない。

 

思うんだけど、デザイナーはスポーツ選手というよりは科学者に似ている気がする。後に生まれた人は先に生まれた人の功績を応用し、時代、科学、文化などの発展と変容に伴い、倫理的側面とも対応しながら自分で自分の存在意義を見出し頭と手を動かし続ける。それがデザインであるとするならデザインが広義的になっていくことも無理はないと思う。

だからデザインは、ある特定の分野を対象とする必要がない。デザイナーはいろんな分野の知識をつけないといけない。そしてそれらの知識を結びつけて再構成しなければならない。だからムサビには心理学とか経済学とか生物学、社会学、論理学、etc...がある。デザインだけできるデザイナーには本当に価値のあるものが作れない。

 

とまあ、ね…もう完全にレビューから持論に話が流れた軌跡をここまで明快に示した教材もなかなかないんじゃないかと!!!悪い例としてご参考まで!!書いててひらめいたら脱線してでも書いちゃう!!語っちゃう!!どうも、山口です!!お後がよろしいようで!!

Have a good night sleep for ever!!!!!!!!