君が心配だ、ガストン。

webデザインを学んでいる理系美大生。

本の読み方

こんにちは。この春、イギリスに留学することに決めました。行ってきます。ガストンです。

本の読み方で気をつけていることがあります。意外と読んでるうちに忘れがちです。僕は小説は全く読まないのでここではそれ以外のいろんな本においてです。

1.よくわかんなかったら読み飛ばす。

ちょっとでも「ん?んー…どういうことだ?」と思ったら、ちょっとだけ考えてわからなかったら深入りせずに読み飛ばすことを心がけています。そもそも書かれてある内容100%ためになる本なんか稀でして、70%くらい吸収できりゃ十分と思います。著者がよくわかんないこと言い出したらそれは今の自分では吸収できない30%なんだと割り切り、読み飛ばします。自分が快適に読み進めて最後まで読めることが一番大事だと思います。よくわかんないところでつまづいてやる気もなくなって途中でやめてしまっては70%すら吸収できないからです。

2.興味のない知識は読み飛ばす。

読んでる最中に、言ってることはわかるけどだから何?って思っちゃうような興味の薄い知識に出会うことがあります。

例えば僕は今「池上彰のやさしい経済学」という本を読んでいますが、銀行という機関がどのようにして生まれてたのかという話は興味も引かれる話しで、面白かったのですが、過去の偉大な経済学者たちが当時どのような理論を持っていて、どういう過程で今の状態に行き着いたのかという話はあまり興味が持てませんでした。理論の名前を太字で書かれても、今「へぇ」と思うだけで1ヶ月後にはまるで覚えていないだろうと思うからです。

読んでいて「今、読んでて楽しくないなあ、興味ないなあ。読むことが次のページをめくるための課題みたいになっちゃってるなあ」と思ったら、すぐに飛ばし読みするようにしています。

ちなみに飛ばし読みというのは、目線が縦ではなく横に動く感じです。そうすると単語しか目に入らなくなり、「著者の言いたいこと」はわからなくなりますが「著者が今何について言っているのか」はわかるようになります。なので自分が読みたい、読むべきと思うところに到達するとちゃんと目を留めることができます。

3.よくわかんないのとか興味がないのが長く続いたら読むのをやめる

最後まで読むことが大事、と書きましたが、1.や2.があんまり多いようだとつまらないので途中で読むのをやめるように心がけています。一番大事なのは無駄な時間を使わないことです。

でももしかしたら本の後半に面白い内容があるかもしれないので、そういうときは何十ページ単位、あるいは章単位で飛ばし読みします。あるいは目次を見て、おもしろそうなタイトルの章だけ読むという感じです。もちろんおもしろそうなタイトルでも実際読んでみたらそうでもなかった場合はすぐに読むのをやめます。

以上です。

最近特に強く思うことですが、インプットもアウトプットも質より量だと思うので、本など、知識や考えのインプットはじゃんじゃん取捨選択してつまらないものに「ホントはつまらなくないかも」なんて考えてだらだら時間を費やすことはもったいないです。世の中にはたくさん本があって、自分が手にした本が自分に合っている本であることのほうが可能性が低いです。めちゃめちゃ気が合う人に巡り会える可能性が低いのと同じで、自分に合ったいい本に出会える可能性も低いと思います。